LNG=サハリン2カーゴ、7月最終週に18万トンが入着
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日本の公益エネルギー企業がターム契約を通じてLNGを輸入する露サハリン2プロジェクト(年産1,080万トン)は、7月最終週におよそ1カ月ぶりとなる受け入れが確認された。邦アナリストによると、東京湾に6万トンが入着したほか、東新潟で12万トンが荷揚げされた。6月に米財務省が同プロジェクトに対する制裁例外措置を延長して以来、初めての輸入となる。 一方、JERAが旧中部電力分として引き継ぎ、今年3月に満了を迎えたサハリン2の契約の行方が市場の関心を集めている。JERAはこの契約に基づき、2011年から15年にわたって年間50万トンを引き取っていた。同社の最新の契約状況については、市場関係者の間でさまざまな観測が聞かれる。 欧州のエネルギー企業は、「契約終了後も下方数量弾力性(DQT)の行使を理由に引き取り可能数量が残っている場合がある。ただ、サハリン2の契約更新はリスクの観点からもう厳しいのではないか。政治動向次第で引き取りが禁止になる可能性をはらんでいるうえ、今後プロジェクトの定期修理や補修作業が上手くいかなくなる懸念も根強い。リスクを嫌う日本がロシア産LNGの輸入を続けるか疑問」との見解を示した。 これに対し、米石油メジャーは、「JERAは契約が満了したら発表するはず。限定的に数年の契約延長をしたか、オプション行使で多少引き取り期間が伸びているか、どちらかの可能性がありそう。サハリン2は他の日本需要家にとっても貴重なリッチ玉なので、内心は契約を更新したいのが本音ではないか」と指摘。また、欧トレーダーは、「もし契約更新が決まっていたとしても、政府絡みの話になるため、情報を知っている人はごく一部に限られ、まず表面化してこないだろう」と述べた。 |



