LPG=米モントベルビューでブタン相場が高騰、国内需要の増加を受け
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近年、液化石油ガス(LPG)の一大供給拠点となっている米モントベルビュー市場でブタン相場が急伸している。LPGやエタンの大手供給業者であるエンタープライズが1月に入り、イソブタン脱水素装置(iBDH)の稼働を本格化させたことで、国内のブタン需要が高まった。また、ガソリンの蒸気圧を調整するためのブタン需要も堅調だ。リム調べによると、1月27日時点のブタン相場は345ドル前後と、今月初めの水準から30ドル上昇している。プロパンが40ドル近く落ち込んだのとは対照的な値動きだ(下図参照)。
図:米モントベルビュー市況の推移(リム調べ)
相場の高騰を受け、市場関係者からは「米国産ブタンをアジアに仕向ける流れは弱まりそうだ」(アジア供給業者)との見方が寄せられた。28日現在、2月積みのアラムコCP上でブタンはプロパンを40ドル上回るとみられているが、ブタンの供給が先行き引き締まるとの見方を背景に、先物市場では、3月積みのアラムコCPにおけるブタンとプロパンの格差が、50ドルに拡大している。プロパンが冬場の需要期を過ぎることもあり、インドやインドネシアなどブタン消費量の多い国からのスポット需要しだいでは、アジア市場のブタン価格も3月以降、プロパン価格を大きく上回る展開になりそうだ。 |
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