BP=大規模グリーン水素製造ハブを開発予定
BPは7月28日、再生可能エネルギー開発大手のイベルドローラとスペイン、ポルトガル、英国で大規模なグリーン水素の統合生産と、グリーンアンモニアやメタノールなどの北欧に輸出可能な誘導体生産のための合弁会社を設立する予定だと発表している。
両社は、スペイン、ポルトガル、英国に最大600ktpaの総容量を資する水素製造ハブを共同開発し、新しい再生可能エネルギーと統合することを目指している。
BPのカステリョン製油所のグリーン水素プロジェクトは、その契約の一部だ。両社は、エネルギア工科大学とともに、スペイン政府の水素バリューチェーンPERTEコールにカステリョンプロジェクトを提出した。
同様に、両社開発中の産業用水素プロジェクトおよび新しいプロジェクトも契約の一部となる。スペイン、ポルトガル、英国での本協業に基づいて、両社は他地域でのグリーン水素生産の潜在的な将来機会を模索する予定だ。
両社は、規制当局の承認を条件に2022年末までに双方の合弁事業契約を締結することを目指している。
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