イタリア=ENI、トスカーナ州に3カ所目のバイオリファイナリー建設で事業化調査
イタリア炭化水素公社(ENI)は17日、トスカーナ州知事、リボルノおよびコッレサルヴェッティの首長と会談し、当事者間でリボルノで新たなバイオリファイナリー建設に向けた事業化調査(FS)を行っていることを確認したと明らかにした。
事業化調査では再生可能原料の前工程を行う設備、年産50万トン規模の「Ecofining」技術を用いた再生可能燃料の生産設備、メタンから水素ガスを生産する設備が含まれている。これら3つの設備の設計は2023年までに完了し、2025年までには着工したい考えだ。
ENIは欧州でベニスおよびジェーラに年間110万トンの再生可能燃料の生産能力を有し、2025年までに同200万トン、その後10年間に同600万トンまで能力を拡大することを目指している。
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