フランス=トタルとエールフランス-KLM、10年間SAF供給の覚書締結
トタルエナジーズとエールフランス-KLMは5日、トタルが2023年から10年間にわたりエールフランス-KLMグループの航空会社に100万立方メートル(80万トン)以上の持続可能な航空燃料(SAF)を納入するための覚書に署名した。
トタルが自社のバイオリファイナリーで生産するSAFは、通常のジェット燃料と比べ、約80%のCO2削減になるという。
エールフランス-KLMグループの航空会社は、主にフランスの法律に基づきフランスおよびオランダから出発するフライトで利用する。同グループは厳格な調達方針を策定。食料や飼料との競合を避け、RSB(持続可能なバイオマテリアル)またはISCC(国際的な持続可能性と炭素認証に関する円卓会議)の認証を受けている。パーム油に由来しないSAFのみを購入する方針だ。
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