中国=INEOS、天津南港エチレン計画の株式50%を取得へ
英国を拠点とする石油化学世界大手のINEOSはこのほど、中国石油化工(シノペック)が建設を進めている天津南港エチレン計画の株式50%を取得することで合意したと発表した。この計画では年産120万トンのエチレン以外に、同30万トンのアクリロニトリル・ブタジエン・スチレン共重合樹脂(ABS樹脂)、同50万トンの高密度ポリエチレン(HDPE)を含む12の誘導品設備を建設する。エチレンは2023年末までに稼働を開始する見込みだ。
INEOSはシノペックとの折半出資により上海SECCOの石油化学コンプレックスを運営している。これ以外に両社は2社の合弁子会社を設立しており、今回の合意で4社目となる。
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