JERA=フィリピンのアボイティスパワーとアンモニア混焼で共同検討
JERAは10日、フィリピンのアボイティスパワーと、石炭火力発電所でのアンモニア混焼について共同検討を開始する覚書を結んだ。脱炭素化に向けた取り組みとなる。
JERAは、2021年12月のアボイティスパワーへの出資を通じて、フィリピンでの脱炭素化を加速させている。今回の覚書では、アボイティスパワーが出資する石炭火力発電所におけるアンモニア混焼の実現可能性、フィリピンでの水素・アンモニアサプライチェーンの構築を検討していくことを定めた。JERA広報によると、具体的な発電所やアンモニア混焼比率については今後、検討するとしている。また、水素発電の実現性についても、「可能性がある」と示唆するにとどめた。
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