ヤラ=セプサと欧州南北を結ぶクリーン水素海上運搬ルートの提携に合意
ノルウェーのアンモニア製造大手ヤラは14日、スペインのアルヘシラス港と蘭ロッテルダム港の間に戦略的パートナーシップをセプサとの間で合意した。もともと両港は、2022年10月にグリーン水素のサプライチェーンに関する覚書を締結し、2027年までの稼働を予定していたが、今回、ヤラとの提携で欧州の北部と南部を結ぶクリーン水素の海上運搬ルート構想がより現実的になった。調印式には、スペインのフェリペ6世とオランダのウィレム=アレクサンダー国王が立ち会った。 また、ヤラ・クリーン・アンモニアは、セプサにアンモニアを供給、これにより、セプサはクリーン水素、アンモニアの販売が可能になる。さらに、セプサはアルヘシラス港近くのカディス州サンロケのエネルギーパークに、年間最大75万トンの生産能力を持つグリーンアンモニアプラントを建設する計画がある。 【ヤラHPより】 アンモニアタンカーヤラ・ナウマの前での撮影。 |
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