石油輸出国機構(OPEC)と非OPEC主要産油国で構成する「OPECプラス」の有志8カ国は、9月7日にオンライン会合を開催し、10月に原油生産を日量13万7,000バレル引き上げることで合意した。
有志8カ国はサウジアラビア、アラブ首長国連邦(UAE)、ロシア、イラク、クウェート、カザフスタン、アルジェリア、オマーンの8カ国で、2025年4月から自主減産の規模を段階的に縮小している。当初、2026年9月までに縮小するとしていた減産分の日量220万バレルの目標を1年前倒しとなる今年9月に達成。
今回の決定で、当初は2026年末まで継続する予定だった日量165万バレルの自主減産分の縮小に動くことになる。
OPECプラスが自主減産とは別に実施している200万バレルの協調減産は、2026年末まで継続の予定。
有志8カ国による次回の会合は、10月5日に予定されている。

|