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石油輸出国機構(OPEC)と非OPEC主要産油国で構成する「OPECプラス」の有志8カ国は、2日にオンライン会合を開催し、12月に原油生産を日量13万7,000バレル引き上げることで合意した。増産幅は、10月および11月と同量となっており、9月までと比べると増産ペースは鈍化している。
一方、OPECプラスは来年1~3月については増産を停止する。これは「季節性を考慮したもの」(OPEC)。また、このところ供給過剰との見方が強まっていることも考慮したものとみられている。有志8カ国はサウジアラビア、アラブ首長国連邦(UAE)、ロシア、イラク、クウェート、カザフスタン、アルジェリア、オマーンの8カ国。
有志8カ国による次回の会合は、11月30日に予定されている。

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