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石油輸出国機構(OPEC)と非OPEC主要産油国で構成する「OPECプラス」の有志8カ国は、11月30日に開いたオンライン会合で、前回決定した生産方針を継続することを確認した。OPECプラスは前回の11月2日の会合で、来年1~3月については季節性を考慮し、相場を見極めるため増産を停止する方針を決定している。
OPECプラスは2025年10月、11月および12月は生産量を前月比でそれぞれ日量13万7,000バレル引き上げることで合意していた。これは9月までの増産ペースを下回る水準で、増産ペースは徐々に引き下げられている。
一方、OPECプラスが自主減産とは別に実施している200万バレルの協調減産は、2026年末まで継続の予定。
有志8カ国による次回の会合は、2026年1月3日に予定されている。

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