LNG=カタールエナジーがLNGの生産を停止
国営カタールエナジーは2日、ラスラファンプロジェクト(年産7,700万トン)でのLNG生産を停止した。イランの攻撃を受けた措置。米国に次いで世界で2番目にLNG生産量が多いカタールからの輸出が滞ることで、世界のLNG供給は17.9%に相当する数量を失う。供給不安を背景に、LNG価格の目安となる蘭天然ガス(TTF)市況は東京時間2日21時45分現在、メガワット時当たり46.405ユーロと、2月27日の終値から45.2%急騰している。日本エネルギー経済研究所の橋本裕上級スペシャリストは「情勢が長期化すれば、カタール、アブダビのLNG生産拡張工事の進展にも影響する」と指摘。2026年は世界的にLNGの供給が増えると予想されていたが、カタールエナジーが今年10月以降に立ち上げを予定しているノースフィールドイースト(NFE)拡張プロジェクト(同3,200万トン)に遅れが生じた場合、供給が引き締まる事態も想定されそうだ。
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