住友商事は20日、電気自動車(EV)のバッテリーを再利用した大型蓄電設備のプロバイダーであるコネクテッド・エナジー(英ニューカッスル市)に出資参画したと発表した。R&D投資支援の社内制度(2018年1月に導入)を通じたスタートアップ投資という。出資額は公表していない。
　コネクテッド・エナジーは、EVバッテリーを二次利用し、産業用大型蓄電池を安価に製造する、2010年に設立されたスタートアップ企業だ。同社の産業用大型蓄電池は、欧州ではEV充電設備、再生可能エネルギー発電所など11カ所で導入されているという。