電通PR-ESG(環境・社会・ガバナンス)にかかわる意識調査の結果公表
電通パブリッリックリレーションズ(電通PR)の企業広報戦略研究所は24日、1万500人を対象としたESG(環境・社会・ガバナンス)にかかわる意識調査の結果を公表した。概要の一部は以下のとおり。
1.生活者のESG/SDGs(持続可能な開発目標)の認知度は伸長
-ESGの認知率(「詳しく知っている」「聞いたことはある」計)は、前年比3.3ポイントの伸び(前年15.0%→19年18.3%)
-SDGsの認知率(「詳しく知っている」「聞いたことはある」計)は、前年比8.5ポイントの伸び(前年15.7%→19年24.2%)
-いずれも20代/30代男性で認知率が高い
(ESGを「詳しく知っている」「聞いたことはある」計:20代男性29.2%/30代男性28.7%、SDGsを「詳しく知っている」「聞いたことはある」計:20代男性40.2%/30代男性35.7%)
2. 生活者が関心のある社会課題に対する取り組みと企業に期待する 取り組みは、いずれも「食品ロス削減」が第1位
-生活者が関心のある社会課題に対する取り組みと企業に期待する取り組みはいずれも、食品ロス削減が占めた。順位は以下のとおり。
1位「食品ロス削減」(関心のある34.9%/企業に期待する30.4%)
2位「再生可能エネルギー技 術の開発、利用(同33.0%/30.1%)
3位「海洋プラスチックごみ対策」(同31.4%/29.8%)
◆調査概要
調査対象:全国の20~69歳の男女 計1万500人
調査方法、期間:インターネット調査:2019年6月26日~7月2日
設問内容:ESG/SDGsの認知の有無、企業に期待するSDGsの取り組み、投資に対するESGを考慮する度合など