アサヒ飲料-容器包装2030で資源循環や環境負荷低減の取り組み強化
アサヒ飲料は20日、プラスチック資源循環や海洋プラスチック問題などの環境課題に対応するため、2019年に制定した「容器包装2030」で、資源循環や環境負荷低減への取り組みを強化すると発表した。
アサヒ飲料は、18年から商品にラベルを付けないラベルレス商品を展開している。ラベルレス商品とは、PETボトルを包むフィルム状のラベルをなくしたケース販売専用商品だ。通常、ラベルに記載している原材料名などの法定表示は外装段ボールに記載し、個々の商品への記載が必要なリサイクルマークはPETボトルへ貼付したタックシールやキャップに記載している。こうした取り組みを通じて、同社はラベルに使用する樹脂量を約90%削減できるとしている。
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