三井E&S=市原市のバイオマス発電事業をタケエイに売却
三井E&Sホールディングスは23日、千葉県市原市で手掛けるバイオマス発電事業を廃棄物処理大手のタケエイに売却すると発表した。海外の石炭火力発電所建設工事で追加損失が発生しているため、売却を通し自己資本の回復と資金の確保を図る。
連結子会社である三井E&Sエンジニアリングが保有する市原グリーン電力と、循環資源の株式を4月中にタケエイへ売却する。23億円の売却益を得る見込みだ。
市原グリーン電力は市原市で出力49,900kWのバイオマス発電所を運営している。主燃料は建築廃材由来の木質チップで、紙や廃プラスチックを加工した固形燃料(RPF)も一部使う。一方、循環資源は市原グリーン電力向けの燃料の貯蔵と供給を手掛ける会社だ。
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