北海道バイオマス=当別町で熱電併給事業へ、21年6月の運開めざす
北海道電力は4月30日、関連会社の北海道バイオマスエネルギーが、北海道石狩郡当別町にバイオマス発電所(出力997kW)を建設すると発表した。今月中に着工し、2021年6月ごろの運転開始をめざす。つくった電気は再生可能エネルギーの固定価格買取制度(FIT)で北海道電力ネットワークに売る。一方、発電所では1時間当たり6ギガジュールの熱も生じる。この熱は地元へ安価に供給し、企業誘致など地域の活性化に役立てる狙いだ。
燃料は木質ペレットを使用。北海道バイオマスエネルギーが、北海道上川郡下川町に設けた自前のペレット工場で未利用間伐材から生産する。北海道バイオマスエネへの出資比率は三井物産が80%、北電が20%となっている。
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