京セラなど=鹿児島県錦江町でバイオマス電気の託送試験へ
鹿児島県錦江町、京セラ、おおすみ半島スマートエネルギーは18日、木質バイオマス発電でつくった電気の自己託送の実証試験を行うと発表した。錦江町は地元の森林資源を活かした町営のバイオマス発電設備を保有しており、つくった電気はこれまで町役場田代支所庁舎、保健福祉センターなどの公共施設で消費してきた。ただ、電力需要の少ない深夜、早朝などは電気を活用しきれていなかった。そこで今回の試験では京セラ、おおすみ半島スマートエネルギーと共同で、余った電気を町役場本庁舎に送る。試験を通し本庁舎の電力購入量の削減と町内の再生可能エネルギーの利用拡大をめざす。試験は2021年10月から1年かけて行う。
自己託送とは発電設備の保有者が電力会社の送配電ネットワークを介し、発電設備保有者が別の場所に有する施設へつくった電気を供給すること。
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