英エネルギー大手のドラックス社は8日、カナダのバイオエネルギー大手ピナクル・リニューアブル・エナジー社を買収すると発表した。ドラックス社は、これまでピナクル社の製造する北米産の木質ペレットを大量に輸入しており、今回の買収を通じて、調達コストの抑制する狙いがあるようだ。さらに、第三国への輸出強化を図るという。
買収手続きは今年9月ころまでに完了する見通し。今回の買収により、ピナクル社がカナダや米国で運営する木質ペレット工場11カ所が加わり、ドラックス社の生産体制は17工場・木質ペレット年産490万トン体制となる。
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