中部電力は12日、福井県敦賀市でバイオマス発電事業に参画すると発表した。丸紅系列のエネルギー企業、丸紅クリーンパワーから同日付で敦賀グリーンパワーの株式50％を取得した。取得額は明かしていない。敦賀グリーンパワーは丸紅クリーンパワーの完全子会社として、敦賀市内で2017年7月から「敦賀グリーンパワー発電所」(出力3万7,000kW)を運営してきた。中部電と丸紅は岐阜県神戸町でもバイオマス発電事業を共同開発しており、今回の事業参画を通し燃料の融通など運営面での相乗効果を狙う。