パナソニック=純水素型燃料電池を活用した自家発、実証へ
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パナソニックは24日、企業が工場で使うエネルギーを全て再生可能エネルギーでまかなうため、純水素型燃料電池と太陽光発電、リチウムイオン蓄電池を組み合わせた自家発電の実証試験について2022年4月ごろをめどに開始すると発表した。本格的に水素を活用する100%再エネ化の試みは、世界初という。実証期間は2年程度を見込んでいる。
パナソニックは滋賀県草津市にある同社の拠点に純水素型燃料電池(出力500kW)と太陽電池(出力約570kW)を組み合わせた自家発電設備、余剰電力を蓄えるリチウムイオン蓄電池(容量約1,100kWh)を備えた実証施設を設置する計画。拠点で発電した電力で、隣接する同社の燃料電池工場の製造部門の全使用電力を賄い、3設備の連携による最適な電力需給運用に関する技術を開発・検証する。天候次第で発電出力が不安定という太陽光発電の弱点を補うことを目指すほか、工場の屋上など限られたスペースに設置可能で、蓄電池活用による効率的な設備の開発を狙う。 実証に使う純水素型燃料電池は単体の出力が5kWで、今年10月の発売予定。試験では、同電池を100台つなぎ500kWの出力とする。燃料の水素は、液化水素をタンク(気体換算で容量約2万立方メートル)に貯蔵して使う。岩谷産業が水素用タンクローリーで施設まで運搬する。
実証システムレイアウト 実証システム構成 図表2点の出所:パナソニックの記者発表文
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