レノバと住友林業は15日、両社らが出資する苅田バイオマスエナジーが同日付で「苅田バイオマス発電所」(出力約7万5,000kW)の竣工式を行ったと発表した。木質ペレット、パーム椰子殻(PKS)、未利用材由来の木質チップを燃料とする木質専燃発電所で、木質専燃としては国内最大級となる。ペレットは北米、PKSは東南アジア、未利用材は九州北部から調達する。発電所は式に先立ち6月21日から営業運転を開始している。
苅田バイオマスエナジーにはレノバが43.07%、住友林業が41.5%、ヴェオリア・ジャパンが10%、九電みらいエナジーが5%、三原グループが0.43%を出資している。