ヤマハ=環境の新目標を設定、2050年までに炭素中立
ヤマハ発動機は19日、2050年までに炭素中立(カーボンニュートラル)を目指す新しい目標を設定したと発表した。2018年12月20日に発表した計画では、2050年の二酸化炭素(CO2)の排出量について、2010年度比で50%減を目標としていた。ヤマハの目標は、燃料の燃焼や電気の使用で発生する自社排出分と、それ以外の供給網の上流や下流で発生する間接排出分を含む。新しい目標では2030年、2035年に到達すべき中間の目標を再設定し、3年ごとの中期計画も策定し活動を推進する。自主努力による2050年の排出減は、自社排出分が86%、間接排出分が90%をそれぞれ見込む。100%に達しない不足分については、「国際的に認められた方法」でオフセット(埋め合わせ)しカーボンニュートラルを達成するという。ヤマハは炭素中立に向けて、移動に伴う1人当たりのCO2排出量のさらなる低減を目指すことを基本方針とした。今後、効率の良い動力源、よりCO2排出量の少ない動力源への切り替えを進め、同時にCO2排出量の少ない小型モビリティ(バイクなど移動手段)の活用を図る。
図の出所: ヤマハ発動機 記者発表
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