BPシンガポールは6日、アジア太平洋地域で初のカーボンオフセットLNGを納入したと発表。2021年9月、BPのLNGポートフォリオから台湾中油(CPC)向けに、液化天然ガス(LNG)が台湾のユンアンターミナルに供給された。同社は多様なLNG供給ポートフォリオからカーボンオフセットLNGを提供し、LNG供給に関連する炭素強度を油源から排出ターミナルまで定量化して、その排出量を相殺することが可能という。また、BPは同地域でのLNG供給を強化していくとともに、2050年までの二酸化炭素排出の正味ゼロを達成する上でLNGを重要なエネルギーと位置付け、まずは2030年に向けて特定の温室効果ガス排出削減やそのほかの目標をカーボンクレジットに依存することなく推し進めていくとしている。