九電=CO2相殺・再エネ由来アンモニアで協業検討、肥料大手のヤラと
九州電力は27日、肥料大手であるノルウェーのヤラ・インターナショナルと、二酸化炭素(CO2)を相殺したブルーアンモニアと、再生可能エネルギー由来のグリーンアンモニアについて協業検討の覚書を締結した。検討対象は(1)CO2相殺・再エネ由来アンモニアの生産から発電所での利用までのサプライチェーン(供給網)の構築、(2)九州周辺のCO2相殺・再エネ由来アンモニアの幅広い活用を目的とした受け入れと出荷体制の構築―とする。九電の発表によると、ヤラの2020年のアンモニア取扱は製造量が850万トン、海上貿易量が450万トンと世界最大級。ヤラは11隻のアンモニア専用船団と18カ所の物流ターミナルに合計の容量58万トンのタンクを有するという。
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