シン・エナジーは1日、串間市民病院(宮崎県串間市)で木質ペレットガス化熱電併給設備(出力50kW)と、木質ペレットバイオマス蒸気ボイラーの導入工事を行ったと発表した。熱電併給設備が供給する電気は全量自家消費し、熱は院内の空調、給湯に使う。また蒸気ボイラーが供給する蒸気は院内の殺菌作業、熱も温水として利用する。
串間市民病院はこれまでボイラー燃料として年間138キロリットルの灯油を使用してきたが、今回のバイオマス設備導入を機に全量をペレットで代替する。ペレット供給はシン・エナジーが出資、運営するくしま木質バイオマスが手掛ける。