イーレックスは1日、ベトナムのバイオマス発電事業に出資参画すると発表した。国営ベトナム電力総公社らがバイオマス発電所の建設、運営を目的に設立した「ハウザンバイオエナジー 」に51%出資する。ハウザンはコメのもみ殻を燃料とする「ハウザンバイオマス発電所」(ハウジャン省、出力2万kW)の建設計画を進めており、同発電所は2022年夏に着工し、24年秋から運転開始する予定。もみ殻の使用量は年間約13万トン。イーレックスにとり、海外における初のバイオマス発電事業となる。このほかにもベトナム国内で別の新規バイオマス発電所の建設も視野に入れているという。