タカラレーベンは11日、同社らが共同出資する富士山朝霧Biomassの「富士山朝霧バイオマス発電所」(静岡県富士宮市)の再稼働開所式を1日に行ったと発表した。同発電所は環境省の「環境調和型バイオマス資源活用モデル事業」で建設され、事業終了後はいったん稼働を止めていたが、環境省から設備を取得した富士山朝霧Biomassの主導でこのほど再稼働にこぎ着けた。2022年1月以降の本格稼働をめざす。同発電所は乳牛のふんを発酵させ採取するメタンガスを燃料とする。発酵過程で生じる消化液も液体肥料としてとして広く売り出す計画だ。