NEDO=木質バイオマス事業実施者を決定、早生樹の活用などで
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は1日、「木質バイオマス燃料等の安定的・効率的な供給・利用システム構築支援事業」の実施体制を決定した。募集対象は、「新たな燃料ポテンシャル(早生樹等)を開拓・利用可能とする"エネルギーの森"実証事業」、「木質バイオマス燃料の安定的・効率的な製造・輸送等システムの構築に向けた実証事業」と「木質バイオマス燃料の品質規格の策定委託事業」の3事業。
早生樹は従来建材用として植えられてきた樹種より早く成長する樹種。これを木質バイオマス燃料向けに研究開発を行う"エネルギーの森"実証事業では、3つの事業者が選ばれた。採択された事業者のうちエコグリーンホールディングスは、千葉県でユーカリを活用した実証事業を行う予定だ。
このほか、木質バイオマス燃料の安定的・効率的な製造・輸送等システムの構築に向けた実証事業と木質バイオマス燃料の品質規格の策定委託事業ではそれぞれ1事業者が選ばれている。
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