三菱UFJ= 米加州の水素販売の最大手に29億円を出資
三菱UFJ銀行は5日、米カリフォルニア州で水素ステーションの開発・運営を手掛ける最大手のファーストエレメント・フューエル(FEF)に対し2,500万ドル(約29億円:*)を出資したと発表した。三菱UFJによるとFEFは現在、州内の水素ステーションの半数以上を運営する世界最大級の水素販売事業者。同社は2024年までに商用車向けを含む大型の水素ステーションを49カ所で開業する予定。三菱UFJは4月、FEFに水素ステーション網の拡充で5,000万ドルの融資を実行済み。FEFには、三井物産や国際協力銀行(JBIC)なども出資している。加州は、州エネルギー委員会と大気資源局の主導のもとに、水素を燃料とする燃料電池車(FCEV)の世界最大市場。JBICは3月5日、州政府との間で地球環境保全を中心とした広範な分野での日本企業の事業促進のため、連携強化を目的とする覚書を締結した。 * 三菱UFJのTTS(対顧客電信売相場) 11月5日 1米ドル=114.78円で換算。
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