バイオマス・フューエルは6日、ベトナム関係会社のバイオマス・フューエル・ベトナム(BMFV)が米国国際開発庁(USAID)と持続可能な森林経営の確立に向けたパートナーシップ協定を結んだと発表した。BMFVが年産20万トン規模の木質ペレット工場を運営するベトナム・ゲアン省で、地域住民と「コミュニティ・フォレスト」の実践をめざす。コミュニティ・フォレストとは森林を共同管理し、森林から得られる利益を共同で分ける経営手法。今回対象となる森林は全量、持続可能な森林経営を担保する国際認証「FSC」を取得し、伐り出した木はペレット原料として活用する構えだ。