ENI=ギリシャ太陽光発電市場に参入し、希ソーラーコンゼプトを買収
イタリア炭化水素公社(ENI)は、ENIガス・エ・ルースを通じて、ドイツのハンブルクに本拠地を置くサステナブル関連投資・開発会社アクイラ・キャピタルが過半数を所有するソーラー・コンゼプト・インターナショナルからソーラー・コンゼプト・ギリシャ(SKGR)を買収したと、13日に発表した。SKGRはギリシャに太陽光発電プラントの開発プラットフォームを所有している。SKGRのポートフォリオには、プロジェクト開発の様々な段階における供給力合計約800 MWが含まれており、これらのプロジェクトは、国のさらなる発展のための基礎を形成するとしている。
ENIガス・エ・ルースは、2000年からギリシャの小売エネルギー市場で事業展開しており、現在は約50万人の顧客を抱えている。本契約は、ENIのギリシャの再生可能電力市場への参入を示し、電力小売事業における垂直統合活動と共に再生可能エネルギー生産能力を拡大する計画の一環となっている。
2021年末時点で、ENIガス・エ・ルースは1.2 GWの再生可能エネルギー生産能力を有し、2025年までに6GW以上、2030年までに15GW以上を設置する目標を掲げている。
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