キリンHD=仙台ビール工場、4月から全電力を再エネ化
キリンホールディングスは26日、グループ会社のキリンビールが仙台工場で使用する全電力を4月から再生可能エネルギー由来とすることを発表した。温室効果ガスの排出削減量は、年間で約4,500トン。キリンの全電力の再エネ化は、国内のビール工場では、昨年8月の名古屋工場に続く2例目。仙台工場は、三菱商事エナジーソリューションズが出資・運営する太陽光発電所で発電した電力を、同社子会社であるMCPD経由で調達する。購入する電力はトラッキング化(発電設備の情報が追跡可能)された非化石証書付き。 一方、グループ会社のメルシャンは、ワイン醸造所(ワイナリー)の電力を1月から再エネ化する。キリンHDの26日の発表によると、再エネ化するのは、山梨県と長野県にある3カ所のワイナリーで、温室効果ガスの排出削減は年間で300トン。メルシャンは、グリーン電力証書と購入電力を組み合わせて、調達する電力を全て再エネ化するという。
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