エア・ウォーター=バイオマス由来CO2をドライアイスに、国内初
エア・ウォーターは5月31日、バイオマス発電で生じる二酸化炭素(CO2)からドライアイスを製造し、顧客に提供する実証試験を実施したと発表した。独自開発したCO2回収装置「ReCO STATION」をグループ会社の日本海水赤穂工場(兵庫県赤穂市)内のバイオマス発電所に設置し試験した。同装置はドライアイス製造機能も実装。CO2の回収からドライアイス化まで1台で完結できる。ドライアイス生産能力は日量100キログラム。
バイオマス発電由来のCO2をドライアイス原料にするのは国内初の試みだ。バイオマスをCO2源にすることで、カーボンニュートラル(炭素中立)なドライアイスが生産できる。エア・ウォーターはReCO STATIONの普及を通し、顧客の脱炭素を支援していく。
東京 : 国内製品チーム 西江 03-3552-2411Copyright © RIM Intelligence Co. ALL RIGHTS RESERVED.