商船三井・造船2社=アンモニアを燃料とする輸送船、共同開発を開始
商船三井と常石造船、三井E&S造船は24日、アンモニアを燃料とする液化ガス輸送船の共同開発を開始した発表した。開発するのは中型のアンモニア・LPG (液化石油ガス)外航輸送船で、燃焼時に二酸化炭素(CO2)を排出しないアンモニアを燃料として使用できる機関を搭載する。貨物であるアンモニアの一部を燃料として使用し、航海中のCO2排出量ネットゼロを実現することが目標。 船型は、アンモニア・LPG の主要な出荷・受入港への入港が可能で、多様な航路への投入が見込める汎用性の高い船型を採用するという。最初の船舶の運航開始は2026年頃の予定。計画では、新造船の全長は約180メートル、全幅約30メートル、型深約19メートル。積載容量が約40,000立方メートル。主機関として、開発中の「三井-MAN B&W製アンモニア燃料2ストロークエンジンS60型」を使用する。
図の出所: 商船三井、常石造船、三井E&S造船 記者発表
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