サントモ=POME由来の船舶用バイオ燃料商業化に向け協業合意
再生可能エネルギー事業を手掛けるサントモ・リソース(東京都千代田区)は、インドネシアでパーム油の廃液由来の船舶用バイオ燃料の生産に乗り出す。同社はインドネシアのエネルギー鉱物資源省傘下のP3TEKと、パーム油の搾油工場で発生する廃液(POME)を利用した船舶用バイオ燃料の生産実現に向け、協業することで合意。9月上旬に覚書を締結した。
バイオディーゼル燃料のひとつである脂肪酸メチルエステル(FAME)は現在、主にパーム油から製造されているが、これをPOMEに切り替え、船舶用エンジンに適したバイオ燃料の生産技術の検証と生産実証を行う。また、今回の協業では、インドネシア産船舶用バイオ燃料の商業生産を実現し、サプライチェーン確立を目指す。
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