石油資源開発(JAPEX)は27日、同社が出資する北海道網走市のバイオマス発電事業に関し同日付で「網走バイオマス発電所2号機」(出力9,900kW)が営業運転を開始したと発表した。2020年9月に着工し、22年5月から試運転を始めていた。同事業ではこのほか「網走バイオマス発電所3号機」(同)も建設中で23年2月の営業運開を予定している。いずれの設備とも燃料は地元産の木質チップを使用。同事業にはJAPEXのほか三菱ガス化学、SMFLみらいパートナーズ、東京エネシス、WIND-SMILE、日本製紙木材が出資している。