Daigas G&P=千葉のバイオマス発電所で火災、燃料サイロで白煙
大阪ガス系列でバイオマス発電所運営を手掛けるDaigasガスアンドパワーソリューションの「袖ヶ浦バイオマス発電所」(千葉県袖ケ浦市、出力7万5,000kW)で火災が生じた。燃料の木質ペレットを貯蔵するサイロで白煙が上がった。貯蔵中のペレットが自然発酵で蓄熱し、発火につながった可能性がある。地元消防が1日22時31分から消火活動に当たっているが、6日正午時点で白煙発生は止まっていない。火災に伴う負傷者はなし。
袖ヶ浦バイオマス発電所は2月末の営業運転開始を目指し現在試運転を行っている。火災発生後も運転は継続。発電所とサイロは距離が離れているのと、発電所には試運転用の燃料が残るためだ。ただ、火災の原因究明、再発防止策の徹底などに時間を要した場合、営業運開のタイミングに影響が出る可能性がある。
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