興和=グリーンアンモニア販売で印企業と協力へ
興和は12月26日、インド新興財閥のアダニ・グループと、インドの再生可能エネルギーにより製造されるグリーンアンモニアや肥料、メタノールの販売活動で協力する覚書を締結したと発表した。グリーンアンモニアの販売は、2028年に年間100万トンを目指し、その後さらに増やす計画。シンガポールに合弁会社を設立し、日本や台湾を中心に販売活動を行う。将来的には、より広いアジア市場での取り扱いも視野に置く。 このほか、アンモニア混焼に関する検討、次世代燃料やリチウムバッテリーを搭載した電気推進タグボートの建造、次世代型の太陽光モジュールの生産といったカーボンニュートラル(炭素中立)関連の業務を協力して推進する。 興和が協業するのは、アダニ・グループの中核企業であるアダニ・エンタープライジズや、アダニ・パワー、アダニ・ポート&SEZ、アダニ・グリーンエナジー、その他関連会社を含む。アダニ・グループは太陽光発電事業について今後10年間に700億米ドル(約9兆3,000億円)を投資し、グリーン水素・アンモニアの供給網構築を目指すという。
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