ジップエア=成田・ホノルル線、4月からカーボンニュートラルで運航
日本航空の子会社で格安航空会社(LCC)のジップエア・トーキョーは21日、成田~ホノルル線をカーボンニュートラル(炭素中立)で4月から運航すると発表した。炭素クレジットの購入と持続可能な航空燃料(SAF)の活用により、二酸化炭素(CO2)排出量を実質ゼロにする。 炭素クレジットは、国内と米国の2種を調達した。国内では住友林業の協力を受け、森林経営によるCO2吸収などを国が認証するJクレジットを購入。米国分は、CORSIA(国際航空のためのカーボンオフセットと削減スキーム)が認証する米国の森林プロジェクトで創出した炭素クレジットを、双日を通じて取得した。航空燃料は成田~ハワイ間の航空機に搭載する燃料の約1%を再生可能な資源から生産されるSAFに置き換えてCO2排出を削減する。
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