旭化成=炭素中立に特化したコーポレートVC、5年間で1億ドルを投資
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旭化成は10日、カーボンニュートラル(炭素中立)分野に特化した投資枠を設定すると発表した。水素や蓄エネルギー、カーボンマネジメント、バイオケミカルなどの環境分野の課題解決に取り組む内外の新興企業を対象に、2027年度までの5年間に1億ドル(約135憶円)を出資する。投資の形態は、協業などによる自社事業の成長を目的とする「コーポレートVC(ベンチャーキャピタル)」。 同社は2008年にコーポレートVCを立ち上げ、米国や欧州、中国、日本で50社超の新興企業に投資してきた。これまでは事業化までの期間が比較的短いヘルスケア(医療・健康)やIoT(モノのインターネット)、住宅などの分野が投資対象。新しい投資枠では、より長い投資期間を想定し、新規事業の創出だけでなく、投資活動を通じた温室効果ガスの排出削減も目指すという。
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