7社共同=燃料アンモニア導入協議会を設置、波方ターミナルを拠点に
四国電力、三菱商事など7社は、愛媛県今治市にある波方ターミナルを拠点に燃料アンモニアの導入と利活用を検討する協議会の設置で合意した。協議会では、波方ターミナルの液化石油ガス(LPG)タンクをアンモニアタンクに転換し2030年までに年間約100万トンのアンモニアを取り扱う拠点にすることを目指す。計画の工程や法規制上の課題の整理、効率的な波方ターミナルの活用、需要拡大策などを検討する。 協議会には共同事務局である四電と三菱商のほか、太陽石油と大陽日酸、マツダ、波方ターミナル、三菱商事クリーンエナジーが参加。愛媛県と今治市、西条市、新居浜市、四国中央市がオブザーバーとして協議会に参画する。 波方ターミナルは、敷地面積9万600坪(約30万平方メートル)を有し、国内外から搬入される年間約100万トンの LPGや石油製品を扱う。アンモニアタンクに転用可能な低温LPGタンク(容量4万5,000トン)4基や、大型船の受け入れ可能な岸壁や桟橋など港湾施設を擁する。
(波方ターミナル) 写真の出所: 7社 記者発表(4月14日)
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