エネルギー・金属鉱物資源機構(JOGMEC)は17日、インドネシア国営石油会社のプルタミナと覚書を締結し、エネルギーの脱炭素化・安全保障に貢献する事業創出に向けて協議を進めることで合意したと発表した。二酸化炭素(CO2)を利用した原油・ガスの増進回収、炭素の回収・貯留(CCS)と組み合わせた水素とアンモニアの製造、発電所など産業分野のCCSなどで具体的な事業を創出、推進するため、日本の企業を含めて連携する。

JOGMECとプルタミナは、札幌で開催された主要7カ国(G7)の気候・エネルギー・環境相会合(15～16日)にあわせ、インドネシアのアリフィン・タスリフ・エネルギー鉱物資源相と西村康稔経済産業相の同席のもとで覚書を14日に取り交わした。。