花王=使用電力の再エネ比率、22年は前年比9ポイント上昇の49%
花王は24日、2022年に使用した電力のうち再生可能エネルギー由来の電力の比率が49%と前年より9ポイント上昇したと発表した。内訳は、国内が前年より7ポイント高い58%、海外が11ポイント高い38%。需要家が直接、発電業者と電力の購入契約を結ぶ「コーポレートPPA」や、自家消費用の太陽光発電設備の導入、非化石証書の活用などにより電力の再エネ化を進めたという。自家消費用の太陽発電は21カ所と、前年より4カ所増えた。 自社で直接・間接的に排出するCO2は基準年である2017年と比べ26%減と、削減量を前年より6ポイント上積みした。花王は2022年に、二酸化炭素(CO2)1トンあたり168ドルとする社内炭素価格制度を活用し、豊橋工場の温水ヒートポンプと鹿島工場の太陽光発電についてもそれぞれ導入を決めた。完成予定は、ヒートポンプが2023年5月、太陽光発電が2024年1月。
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