INPEX=秋田県の設備が地熱発電初の「重要電源開発地点」の指定
INPEXはこのほど、出光興産、三井石油開発と3社で出資する小安地熱が秋田県湯沢市で建設している地熱発電所(名称:かたつむり山発電所、出力:14,990kW、運転開始予定:2027年3月)が、2023年3月31日付で地熱発電所として初めて「重要電源開発地点の指定」を受けたと発表した。
このたびの指定は、「重要電源開発地点の指定に関する規程」(2005年2月18日経済産業省告示第三十一号)に基づくもの。「重要電源開発地点の指定」は、国として推進することが特に重要な電源開発に係る地点について、地元合意形成や関係省庁における許認可の円滑化などを図ることを目的とし、経済産業大臣が行うものだ。
3社は小安地熱を通じ、発電所が立地する自治体である湯沢市への地域貢献策の一つとして本制度適用の可能性を探り、指定適合要件の充足のための準備を同市とともに進めてきた。このたびの重要電源開発地点の指定を受け、本指定を活用した地域共生の取り組みなどをより一層進めていく。
なお、同地熱発電事業の主幹事は出光興産となっており、権利区分は3社の出資比率*に応じて按分されるとみられている。INPEX広報担当によると、同社はそのほか国内1か所、インドネシア4か所などで地熱発電プロジェクトを進めており、クリーンエネルギー分野における主要な電力源の一つとして地熱発電を位置付けているとしている。
*小安地熱の出資比率・・・出光興産(42.5%)、INPEX(42.5%)、三井石油開発(15%)


