村田製作所は9日、再生可能エネルギーを手掛けるレノバから非FIT・非化石証書を購入すると発表した。村田製は、二酸化炭素(CO2)を排出しないという「環境価値」を表す非化石証書を、電力の購入先とは別の企業から取得する「バーチャルPPA(仮想の電力購入契約)」によって再エネ電源を確保する。
レノバと締結したバーチャルPPAによる売買契約により、村田製はレノバの完全子会社が保有する太陽光発電所が創出する環境価値を調達する。同発電所による発電の年間予測量は約1億kWh、発電量が6万kW。年間の二酸化炭素(CO2)削減量は4万4,000トンが想定される。

(取引イメージ)
図の出所: 村田製作所 発表資料

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