DIC= 国内32拠点で再エネ由来電力を導入、非化石証書も利用
インキ最大手のDICは、グループの国内32拠点に再生可能エネルギー由来の電力を導入した。16日の発表によると、同社は小売電気事業者から、水力や風力、地熱、バイオマス、太陽光といった自然エネルギーによって発電された「グリーン電力 」を調達するほか、非化石証書も利用する。 32拠点のうち本社ビルは昨年11月に再エネ電力に切り替え、その他の拠点には今年4月から順次導入した。2022年の実績値を基に算定すると、国内事業所で1年間に使用する電力の約2億kWhが実質的に再エネ由来電力に置き換わる。二酸化炭素(CO2)の削減量は年間7万7,000トン。自社で直接排出する分の「スコープ1」と、電力などエネルギー調達で間接的に排出する分の「スコープ2」のうち38%を削減する見込み。
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