大日本印刷=環境配慮型の包装材、2022年度に約17万トンのCO2削減
大日本印刷は22日、環境配慮型の包装材による二酸化炭素(CO2)の2022年度の削減効果を前年より2万トン多い17万トンに相当すると発表した。同社は環境に配慮した包装材の出荷量に基づきCO2削減量の算出を2019年度から実施している。原材料の調達、製品の製造、輸送、廃棄の各段階でCO2削減量を算定。このうち、石油由来の原料から製造した包装材と比べ、植物由来の原料を使用した場合の削減量は、約5,000トンに相当するという。 同社は、石油由来プラスチックの使用削減のほか、再利用しやすい素材や形態の採用、サトウキビなど持続可能な原料の使用、PET(ポリエチレンテレフタレート)ボトルから再生したリサイクルPETの活用などにより環境配慮型の包装材を製造し、CO2排出量を削減する。
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