丸紅は、カナダのアルバータ州で二酸化炭素(CO2)回収・貯留(CCS)事業を手掛けるバイソン・ロー・カーボン・ベンチャーズ(Bison Low Carbon Ventures)と株式引受の契約を締結したと発表した。CCSプロジェクトを商業化する段階では、アルバータ工業地区など近隣の複数の排出源から年間300万トンのCO2を回収し、輸送・貯蓄する計画。丸紅の13日の発表によると、カナダで日本企業が商用化を目指す初めてのCCS事業。今年後半から詳細な地質評価を開始し、2024年末から段階的に貯留能力を拡大していくという。
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