サステック=炭素クレジットの取引所開発に着手、海外事務所も設立へ
脱炭素関連のシステム開発などを手掛けるサステック(Sustech、東京都港区)は26日、Jクレジットやボランタリークレジット(民間主導の炭素クレジット)など環境価値を売買する取引所の開発に着手したと発表した。加えて、海外で炭素クレジットの創出・流通事業を立ち上げるため現地事務所も設立する。 サステックが構想する炭素クレジット取引所は、マーケットプレイス型と取引所型の2種でインターネット上に設定する。マーケットプレイス型は、地球温暖化対策推進法(温対法)や、環境の国際的イニシャティブであるRE100、CDPの報告などで環境価値を必要とする需要者向けに、サステックが選んだ炭素クレジットを販売する場とする。取引所型は、多くの売り手と買い手の売買注文を集中させて取引する形式。 サステックは、東南アジアと南米に現地事務所を開設する。海外で炭素クレジットの創出・流通事業を構築し、クレジット利用の拡大を目指す。
|
東京 : 戸塚 03-3552-2411Copyright © RIM Intelligence Co. ALL RIGHTS RESERVED.